会計ソフトHackのホーム > 青色申告について > 【2022年最新】有名クラウド青色申告ソフトの機能 完全比較表 - freee、MF確定申告、やよいの青色申告

【2022年最新】有名クラウド青色申告ソフトの機能 完全比較表 - freee、MF確定申告、やよいの青色申告

クラウド青色申告ソフトの機能比較表を作ってみました(随時最新情報に更新します)

 

>有名クラウド青色申告機能比較表は、Excel形式でダウンロード可能なものをこちらにつくりました。ご利用ください。

 

有名クラウド青色申告ソフト3社の完全機能比較(個人事業主向け)です。詳細の機能比較を行っているサイトが見当たらなかったのでまとめてみました。機能は追加され次第、随時最新のものに変更致します。

画面の見た目や操作性といった主観的な要素が入りやすい部分は排除した機能の比較を行っています。金額や、自動経理機能のための口座連携だけでなく、特に、青色申告で一番重要な書類作成、出力の機能や、請求書などの発行機能など、経理の効率や確定申告作業に直結する機能を重視してチェックしています。

意外にも対応、未対応が大きく分かれる各種書類の主力

例えば、FXをやられている方は、「確定申告書(損失申告用)(第四表(一)・(二))」が必要になりますし、「医療費明細書」「住宅ローン控除の計算明細書」「消費税申告書」なども対応しているソフト、していないソフトがありますので、これらに未対応の確定申告ソフトを利用していて、かつ書類提出が必要な場合は別途、自分で用意する手間が発生します。

なるべく、贔屓なしに客観的に各社の機能を整理したつもりですが、青色申告の書類出力面では、見ての通り、現状freeeが圧倒しています。また、freeeのみe-Tax(国税電子申告・納税システム)」用ファイルを用いずに、直接電子申告を行なう機能や、モバイルアプリから申告書類の作成が可能です。(freeeの電子申告は、e-Taxの公式で行うととは異なりブラウザの依存がなくなるメリットがあるものの、残念ながらOSについてはe-taxで利用可能な環境に依存します→詳しくはこちら それでも、別途e-taxを立ち上げずに電子申告まで完了するのは便利です)直近1〜2年の動きを追う限りでは、しばらくはfreeeが新規の機能開発についてはリードを続ける可能性が高そうです。

クラウド会計ソフトのキモとも言える金融機関との自動連携ですが、そもそも金融機関との連携ができないと意味がありません。各社連携できる金融機関の数は増やし続けており、freee3630件、MFクラウド確定申告3611件、やよいの青色申告オンライン2200件と、力を入れています。若干の差はありますが、freeeとMFは連携金融機関の数は十分と言えるでしょう。

青色申告ソフトの利用料金の違いについての補足

逆に、料金面ではfreeeが年11,760円と最高値で、年間利用料金はMFクラウド確定申告(年9,600円)、やよいの青色申告オンライン(年8,000円)とリーズナブルになっていきます。特に、やよいの青色申告は、最初の1年間無料で利用できるプランがあります。(利用にはクレジットカードの登録が必要です)
ただし、青色申告ソフトとの請求書の連携機能について、freeeは取引先数の制限なく無料で利用できる他、請求書の郵送費用も最安値で、請求書機能を積極的に利用する方にとっては、最終的に割安になります。

比較表には掲載していないインターフェイスについて

客観的な機能評価ができないため、この表には載せていませんが、各ソフトとも、インターフェイスが大きく異なり使い勝手の好みが別れるようです。よく言われるのはfreeeは、複式簿記に詳しくない事業者の方を意識したインターフェイス、MFクラウド確定申告や、やよいの青色申告は、複式簿記に慣れているユーザがすぐにとっつきやすいインターフェイスということですが、「機能」とは異なるためこの記事では判断は省略します。また、勘定科目周りで、タグ機能であったり、補助完了科目であったりと、設計思想が異なり、ユーザによって使いやすさや好みが分かれるような機能も加味しておりません。

最後に、機能とは異なり気になる各社の利用者やシェアです。クラウドソフトはシェアが多い会社の利益率が圧倒的に高くなり、機能開発やサポートに力を入れやすくなるため、長期的に見ると勝ち馬にのるメリットがあるといえるでしょう。
言い方は悪いですが、負け組は機能の追加が送れたり、場合によってはサービスの停止の可能性もありえます。

シェアについては、各社No1をうたっていて、正直怪しいのですが、こちらのブログの分析が大変参考なります。
クラウド会計ソフトのシェアに関する統計データまとめ。freeeや弥生会計など、どのクラウド会計ソフトを使うか迷っている事業者の方に。

これらの情報を総合して、あなたに合った青色申告ソフトを選んで、今年の確定申告を乗り切ってください。

※各、青色申告ソフト関係者の方で、情報が誤っているものや追加してほしいものなどがありましたらご連絡ください。特に、比較すべきにも関わらず記載されていない機能などがありましたら、積極的に情報をアップデートしたいと考えています。連絡先はこちらまで→メール
 

有名クラウド青色申告ソフトの機能 比較表

>各青色申告ソフトの口コミ、評判もどうぞ

機能\サービス名 freee MFクラウド確定申告 やよいの青色申告オンライン

料金

最低利用料金(税抜き)

月1,180円/
年11,760円

月980円/
年9,600円

初年度無料(要クレジットカード情報登録)
2年目から年8,000円

無料期間

1ヶ月

無料プランあり
(月仕訳15件以下のみ)

1年

利用者数

公表ユーザ数

100万
(2018年3月時点)

40万
(2015年8月時点)

未公表

連携

口座連携


3630件の金融機関提携数


3611件の金融機関提携数


2220件の金融機関提携数

アフィリエイトサービス連携

確定申告

家事按分

固定資産の入力

確定申告書類作成

青色申告決算書

白色申告決算書

確定申告書B 第一表

確定申告書B 第二表

確定申告書(分離課税用)(第三表)

×

×

確定申告書(損失申告用)(第四表(一)・(二))

×

×

収支内訳書

×

医療費明細書

×

住宅ローン控除の計算明細書

×

消費税申告書

×

電子申告

確定申告書類のe-Taxファイルの作成

電子申告機能

×

×

確定申告書B(第一表・第二表)

×

×

確定申告書(分離課税用)(第三表)

×

×

確定申告書(損失申告用)(第四表(一)・(二))

×

×

収支内訳書(一般用)

×

×

収支内訳書(不動産所得用)

×

×

青色申告決算書(一般用)

×

×

青色申告決算書(不動産所得用)

×

×

所得の内訳書

×

×

住宅借入金等特別控除額の計算明細書(住宅ローン控除)

×

×

医療費の明細書

×

×

社会保険料等に係る控除証明書等

×

×

医療費に係る領収書等

×

×

寄附金の受領証等(ふるさと納税)

×

×

住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書

×

×

平成28年分 給与所得の源泉徴収票

×

×

請求書機能

請求書作成

(枚数制限なし)


(月500円でMF請求書の利用が必須)

入力不可

郵送代行

150円/件

180円/件

見積書の作成

納品書の作成

モバイルアプリの機能

取引登録

青色申告決算書

×

×

白色申告決算書

×

×

確定申告書B 第一表

×

×

確定申告書B 第二表

×

×

確定申告書B 第三表

×

×

確定申告書B 第四表

×

×

収支内訳書

×

×

医療費明細書

×

×

住宅ローン控除の計算明細書

×

×

e-Tax第三者作成書類

×

×

e-Taxファイルの作成

×

×

直接電子申告

×

×

×

取引登録(仕訳登録)

入力不可

請求書の作成


(Androidアプリのみ)

(月500円でMF請求書の利用が必須)

入力不可

領収書取り込み

月5枚まで
1980円プランからは無制限


+300円/月の経費精算ソフトが必要


(別アプリの利用が必要)

>各青色申告ソフトの口コミ、評判もどうぞ

>有名クラウド青色申告機能比較表は、Excel形式でダウンロード可能なものをこちらにつくりました。ご利用ください。