3.0 点
利用者により価値が大きく変わります
会計事務所・税理士法人の勤務経験があり、今は事業会社の経理責任者です。
勘定奉行・弥生会計・PCA会計・TKC諸システム・freee・発展会計が使いこなせ、Excelで法人税申告書を自作している者です。
freeeでの法人決算・消費税申告データ作成経験からの感想です。
●良い点
・簿記を知らなくても、適切に設定を行えば試算表が作れる
・インターネットバンキングからの入出金データ取込が可能
(インターネット経由)
・スマレジなどから、売上データの取込が可能
(インターネット経由)
・複数のタグ付けにより、細かな分類が可能
・AIが取引を推測してくれる
●悪い点
・AIが有効なのでインターネット経由で一々判断が入り、処理が遅く高速で会計仕訳入力を行うベテランには非常にストレスとなる
・補助科目という考え方がなくタグにより区分するが、勘定科目番号や補助科目番号をテンキーから数字で入力するのと比べると、非常に時間が掛かり面倒
・現段階では、預金出納をネット経由で取り込んでも、仕訳がおかしかったり摘要が間違っていたりして、通帳を見ながら会計ソフトに手入力した方が遥かに早い
(設定を適切に行うのが難しい)
簡単に言うと、会計ソフトに精通し、高速にブラインド入力するレベルの人には、非常に使い難いソフトだと感じます。
一方、会計ソフトに慣れていない人、簿記が分からない人には最適でしょう。
最初からこういうもの、と感じて使い始めれば、非常に有用かと思います。
今後、ブラッシュアップされれば、我々のような者も使いたくなるのかも知れませんが、現状では選択したくありません。
これは絶対ない
登録された仕訳が正しいか判断できないだろ
freeeはよくこれを言う